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文書上のこと






「羽田の期間は1ヶ月だろう?。宇宙に来ていていいのか。」
 L1のKIOに久しぶりに姿を見せたヒイロに研究室の室長が言う。
「フライトプランの有効性を実証している。小規模空港の運用は利便性だ。滞在時間内で有効な活動が出来るなら、その空港は安定する。」
 まあ確かになー、と彼が渡してきた書類を一読する。読みながら、チラと彼を見上げる。
 ヒイロ・ユイはビジネス空港で働いているため、大学時代とはうってかわってかっちりとネイビーのタイとグレースーツを着込んでいた。
 そしてそれがさっさと板についている。普通学生が卒業して半年でこうはならない。青臭さいと言われたり、せいぜいあか抜けたと言われるぐらいだ。
 まして奴は未成年なのだが。
「・・・・。」
 気取りもしていない。
 やれやれと相変わらず、印象薄くする努力はするんだなと思ったりもする。
 印象を薄くする努力をする理由がいまいちわからないが、その他大勢には有効である。
 が、学術的論点を持つ知識層の感性には引っかかる。
 つい先日行われた聖ガブリエル学園での羽田宇宙空港化についてのパネルディスカッションはKIOでも通信衛星を介してモニターされていた。近隣の高校にもKIOの通信授業で配信した。
 高校生の議論だが、大学でも論じられていることだ。隣のTOなども文系的観念から視野に入れている。
 そこにさりげなく自身の初講義をあの場にしたヒイロユイの感性もどこか逸脱している。
 目立たないはずがない。
「そうだな。・・で、おまえは便乗して自分のラボを作りに来たと。」
「あとは頼む。」
「KIO内の工場なあ。まあいいけど。掛け合っては見る。今日の午後に返事してやるぞ。」
「早いな。」
「どうせイエスかノーだ。」
 室長は肩を竦めた。


 

 自作シャトルの作業場をKIOにする届出を室長が全面的に引き受けてくれてしまったので、自分は久しぶりに3時間ほど暇だ。
 なので大学図書館に行こうとした。
 が。
 予定外な顔に遭遇する。
「よっ。ヒイロ」
 そしてなれなれしく肩に手を回してくる。黒いシャツに黒のジレがレザーで鬱陶しい。
 ヒイロは黙する。銃があったら突きつけてるところだ。
「例の設計図があるんだがいらないかい。」
 デュオは最近流行っている噂先行のホログラムのおもちゃのコンパクトを見せ散らかす。
 ホログラムには球体のコロニーが映っている。
 それがなにかヒイロはわからないでもない。
 が、なんにしろ奴に会うのは予定外なので腕を解いて、横をスルーする。
「おいおい、もうちょっとリアクションがあってもよくねぇ?。」
 横に並んでついてくる。
「おまえに会うと面倒が増える。」
 視線もやらずに答える。
「それ、おまえにだけは言われたくねー。」
 両手を頭の後ろで組んで、デュオはぼやいた。
「せっかくシャトルの資源素材にめぼしいのが見つかりそうだから教えに来てやったのによ。」
 ヒイロが足を止める。振り向いた。
 お、こっちちゃんと向いたなと満足そうにデュオがおもちゃのコンパクトを手の上で遊ばせる。
「・・・・・おまえ達が?。」
 ヒイロが怪訝に眉を寄せる。スイーパーグループは既存物質の回収専門で精密的な分析は弱い。
「そ。俺たちだ。」
「おまえが分析したのか?。」
 ヒイロに尋ねられる。
 自分の持つシャトルのデータをごっそり見ていったデュオだ。
「なに、アテにしてくれるの?。」
 肩を竦めやって嬉しそうにデュオが言う。
 ヒイロが面白くなさそうにさくっと答える。
「アテになることだけだ。」
 デュオは半眼になった。
「おまえなぁ。ちっとは素直になったかと思えば。」
「アパートに来い。データを見せろ。」
 行き先を自宅に変えて、歩き出す。
「ほいほい。」
 では、コーヒーくらいは出るのだろう。 


 


 火星と地球の間の軌道にある衛星304と306からのデータだ。
 このエリアの探査はL2が行っている。
 例の球体コロニーの案件の関連からだ。
「・・・・。」
 L2にはバルジやリーブラの建造に携わった連中が多い。設計者しかり、職人しかり、労働者しかり。
 火星を回る球体人工衛星を作る。それだけでも馬鹿げているのに、かつての大掛かりな建造物はL2疲弊の原因だったのだ。今更作ろうとするL2市民の神経がよくわからない。
 だから世間では反乱分子集団の衛星と言われている。
 移動要塞までもを作るかもしれない・・そういった噂が地球の関係者の間で広まっている。
 が、目の前のデュオは嬉しそうだ。
 映画から揶揄された通称デス・スターのホログラムコンパクトを手の上で遊ばせている。
「・・・設計にかかわってるのか?。」
「いんや。俺なんか参加しなくたってみんなあれくらい作れるさ。」
「建造反対にはどう答えていくんだ?。」
「L2にはあんまりいねーんだよ。むしろうるさいのは地球側で、補償金をそんなふうに使うのかって。でも一部の企業に渡るよりせっかくならわかりやすく使った方がよくね。」
「真性のL2の物にしたらいいんだ。出来るならな。」
「だな。させてくれっかなー、地球。」
 ヒイロのアパートについて、二人は中に入る。
 さっそく奥の端末にヒイロは向かう。
 デュオはコンパクトをヒイロに放った。
 コンパクトは改造されていた。二つ折りの中はハードディスクになっていた。
 ヒイロはコードを差し込んでダウンロードする。
 ダウンロードが完了すると、それはそのままL2の主要なデータサーバーの一つに繋がっていた。
 必要だろう情報をL2のメインサーバーから抜き取って行く。
 デュオが分析したといった。
 正確には書類的分析ではない。奴の勘というもっともアナログなものだ。
 だがそれは精密で、機械による精査よりアテに出来た。
 ヒイロが望む資源素材がどんなものか理解しているデュオが、めぼしいというなら、限りなく当たりだ。
「・・・。」
 物音がした。続けて甲高い声。
「あっれー。ちょっとーヒイロいるのー?、・・・うわっ。」
 後ろからヒルデの良く通る声がして、鍵が開いているから入ってくる。
 入ってそうそうダイニング前の三つ編みの男に目を見張る。
「デュオっ。火星じゃなかったの?。」
「そこまで行くかっ。まだっ。」
 言い返すも、驚いたのはデュオも同じだ。
 ヒルデが前髪をかきあげて、ぼそり呟く。
「なんだ。さくっと行っちゃえばいいのに。」
 簡単に言ってくれる。
 確かにその通り、かつ、早いとこ火星にお目にかかりたくてうずうずしているデュオの心情をもヒルデはわかっている。
「こっちにもいろいろあるの。だいたいおまえこそ、L2で忙しいのに、ヒイロんちになんか用かよ。」
「掃除よ。掃除。」
「おまえなっ。L1まで来て、よその男の部屋なんぞ掃除しなくていいっ。」
「ちゃんとペイもらってるんだからするわよ。リリーナ来たとき困るでしょ。」
「・・・・。」
 お嬢さん基準かよと盛大に鼻白んだ。
「それにヒイロってば真面目なんだからちゃんとすればちゃんとするんだから。」
「こいつのどこが真面目なんだ。」
「いい子よヒイロは〜。」
 そのままかいぐりかいぐりしそうな勢いであるが、言われてる本人は無視。
「何時に来たの?。」
「今。」
 キッチンを振り返れば、まだ何もしていない。ちょうど昼前でもある。
「あ、じゃあ、何か作るわね。冷蔵庫の保存食品なんとかしたいから。ヒイロ。改めて買ってねー。」
「・・・。」
 端末に座ったまま答えない。ヒルデも慣れているのか、さっさとキッチンの前に立つ。
 デュオが隣に来るので尋ねる。
「資源素材でも見つけたの?、デュオ。」
「なんでわかるんだよ。」
「適当。とゆーか憶測。ヒイロが設計していまだに作ってないのはなんか足りないんでしょ。そしたら技術的問題より、素材でしょ。だとしたらあなた得意分野じゃない。」 
 デュオは頭を抱える。この小賢しさはなんとかならないだろうか。
 男の数が増える一方になる。
 白いシャツの肩に赤のタータンチェックをあしらい、タイトスカートもそれと同じ生地で・・んな格好で掃除になんか行くなとか、横顔にごにょごにょと思ってしまう。
「・・・・・・。あんまり男を考察するな。」
「仕事上よ、しご・・。」
 余計悪い。
 デュオは肩から抱き寄せてぐしゃぐしゃとヒルデの短い髪をかき回す。
「忙しいんだから無理すんな。」
 また背が高くなって、もはや30cmは差があるだろう。
 これからも続けて行く事をしながら、デュオはしたい事もして、しなければならない事もしている。
「お互いサマ。」
 片目をつむって、ヒルデはいつものとおり快活に答える。
「何作んの?。」
「乾麺と野菜の缶詰があるから、焼うどん。」
「・・・・肉ー。」
「夕ご飯にL2に帰る時間があるなら用意出来るわよ。」
「行く行く。」
 デュオにまとわりつかれているのもなんなので、適当にインスタントのアイスコーヒーを作って、手渡す。
「L2は今、盛大に地球と交渉中よ。どさくさでなんかデュオ聞いてない?。」
「うーん。地球側のテロリストがL2に来てるってのは聞いたけど。」
 デュオの言葉にヒルデは眉を寄せる。どこかで聞いたような話だ。
 ボソリ答える。
「・・戦争の火種をコロニーのせいにするため?。」
「そ。」
「・・・・・。それじゃあ、なかなか火星に行けないわね。」
「だろ。」
 隣のデュオはアイスコーヒーを持った手でヒルデを指差す。
「その辺で、地球にも行ったりきたりだぜ。俺。」
「例の平和維持軍に?。」
「んにゃ、テロリストと交渉中。その思いつきは面白くないからな。」
 戦争を起こしたい連中と、平和に暮らしたい連中と、テロリストにも温度差がある。
 平和に暮らしたい方からその考えを改めさせて行くのだ。
「そうだね。」
 ヒルデは溜息をついて、そそくさと野菜のたくさん入った焼きうどんを仕上げる。
 麺をゆでて、真空パックの野菜をいためるだけなので簡単である。
 テーブルに三人分並べてしまうと、ヒルデはヒイロを呼んだ。
「ヒイロー。さっさと食べちゃってねー。」
「・・・。」
 仕方が無いのでデスクから立ち上がりダイニングに行く。
 1kgの乾麺を分けているので、皿に山盛りである。デュオは意に介したふうも無く、ヒイロもまた別に感想は無い。
 それだけヒルデの味には定評がある。多いと思わない。
 ヒルデ自身は200gほど取っていて、あとは男が食べろと言わんばかりである。
 アイスコーヒーをグラスに再度3つ作って昼ご飯とする。
「どう、ヒイロ。使えそう?。」
 ヒルデは日常会話的に話を進めて行く。
「・・・・KIOに用意する倉庫に1000ほど調達出来るか?。」
「出来るぜ。サンプルだけで20000取ってきたぜ。」
 デュオはがつがつ食べながら得意げだ。
「一研究生がラボなんか用意出来るの?。」
「今日申請した。通してもらう。」
「KIOのお偉方の恩着せがましさに気をつけてね。下手すると研究の成果をKIOに持ってかれちゃうわよ。」
「ああ。」
 ヒイロは黙々と食べるのと同じように、答える。
「気をつけている。」
「L1の隙間空間とかでも良かったじゃない。そういうところよく知ってるわけだし。」
 ヒルデはヒイロが工作員なのを踏まえて、遠慮なく話す。
 かつて秘密結社などがそこにいた。
 大掛かりなモビルスーツを作る事が出来る工房もある。現在はほぼ一般人は知らず、パスワードも厳重で放置空間だ。
「裏で使う。表向きがないと公共性を持たせられない。」
「なんだ使う気あるんだ。そうよねー、もったいないもの。意外と圧力系統で設備整ってるし。」
 戦争の遺物だとしても便利な物は使えばいいと思う。
 目の敵にするのは、機械や空間ではないのだ。
「あ、そうだ、ヒイロ。住民登録、いつのまにかヒイロユイにしたんだねー。Facebook見たぞ。」
「・・・。」
「親権者の最後の団体が、連合の慈善団体なのは、うまいこと書くわね。あそこはOZに個人的記録全部抹消されたものね。」
「・・・おまえヒイロのそんなんよく見る気になるなー。」
「勝手に目に留まるのよ。だったら気になるじゃない。それにヒイロは表向きにそれなりにオープンにしてないとまずいでしょ。さしさわり無く。」
「んなFacebook見ても面白くねー。」
「あら、偽証ばかりじゃなさそうよ。」
 ヒルデはヒイロに向き直る。
「セイスクラークって誰かなぁと。」
「・・・・。」
「それだけ個人名なんだよねー。」
「・・・。」
 ヒイロは答えない。黙々と食べている。
 代わりにデュオがフォークを止める。いかにも怪訝そうだ。
「・・・リーオーの設計者。」
 ぼそっと呟いた。
「え。」
 ヒルデがその答えを頭の中で反芻して、声を盛大に上げた。
「ええっ。は?。」
「調べたらすぐに出てくるぜ。」
「・・・そりゃOZのリーオーなら。」
 そのくらい軍用の要覧を見れば出てくるだろう。
 デュオもまたヒイロに向き直る。たいそう訝しげに尋ねた
「なんでそんな奴載せてんの。」
「・・・・・。」
 ヒイロは涼しい顔のままだ。答えない。
 デュオが盛大に鼻白んだ。
「・・・リアルかよ。」
 リーオーは技術者と兵士の間では、評価が高い。汎用性量産性著しく、モビルスーツの兵器としての地位を確立させた。
 あのゼクスマーキスも当初リーオーを愛用していた。
 その設計者がどうしてここに出てくるのか。
「・・・。」
 ヒルデは一触即発物々しい雰囲気になりそうだったので、余計な事を言うことにした。
「今度、リリーナに教えてあげよっと。いいネタありがとう、二人とも。」
「・・・・。」
 重要なのはそこか、と。
 デュオとヒイロが渋面をそれぞれの面差しで作った。




<デュオ、こっちはOKよ。>
 アストロスーツのイヤフォンにヒルデの声。ラボラトリーへの搬入路を確保したことを告げる。
「了解。腕伸ばしてくれ。」
 コロニー外壁の係留ハングにぶらさがるのは中型の輸送船。そこからデュオは応答し、輸送船の後部ハッチを全開させた。
 中にあるのは大量の金属質の岩石だ。
 20000あるうちの1000を、ラボラトリーに映す。
 30分前にKIOから連絡を受けた。
 後部ハッチの内側のデュオは伸ばされるアームにカーゴを二つ括り付けた。
 ヒルデはそれを引き入れ、搬入路の保管スペースに移す。
 ヒイロは書類だけ確認して、さくっと地球行きのシャトルに乗りにいってしまった。
<どうする?、板金ぐらいしてみる?。>
「うーん。KIOではやりたくない。」
 デュオはうさんくさそうな顔をした。正直データを見透かされそうだ。
 この岩石は将来先物取り引きになる。
 供給路を一部の企業や資産家に独占されるのだけは避けたい。L2が採掘した物という思いも少なからずある。
 ヒイロは岩石の取り扱いに何も言わない。その供給の販路は俺が決めろというところだ。
 ヒルデの快活な声がした。
<じゃあ、居留地の裏にいいところあるんだけど。>
「・・入れとくか。」
<OK。じゃあ車、用意するわ。・・・・これ、うまく行ったら、相当シャトルが安く作れるわよね。>
「ああ。んでまず宇宙空間間。次に地球か火星かでテストは地球でするんだろうな。」
 3つ目のカーゴをアームに括り付けながら応える。
「地球の重力と大気の中を降りられるなら、火星でも降りられる。」
<安いのが何よりよ。なんで今まで知られていなかったのかって思うわ。>
「資源源が小惑星帯の中だからなぁ。宇宙機雷もあったしな。どうしたって自由な発想の技術って奴の停滞があったわけさ。」
 戦争のための技術がもてはやされていた。
「大航海時代が来る。」
 デュオの嬉々として言い切った。





 電車を利用しそのまま街に出た。駅舎などほとんど利用した事がないと思いながら、リリーナは古いレンガの駅舎を眺めたりしていた。
 一人と称して街中に出ることはあっても、それもたいてい誰か使用人がついてきていて、コロニーを散策する時とは大違いで。
 ヒイロは宇宙から戻ってきて、まだ休暇中の自分を無造作に誘い出してくれた。
 かつての大都会はそのままビジネステナントと工業地帯になり、公園は国定公園のみだ。
 そのなかにあるレストランで朝食を済ませて、歩く。
 ヒイロはいつもこんなふうそぞろ歩いて休日を過ごしているらしい。
 今日も今日とて映画製作の子会社に向かっているところだ。
「映画と宇宙開発ね。」
 リリーナは嬉々としたふうだ。
 そう、似たようなことがL2で持ち上がっている。
「・・・・L1からすれば冗談も大概にしてもらいたいところだがな。」
「ヒイロは?。」
「大義名文より、冗談の方がやる気になる連中には間違いないな。」
 バルジとは違う。
「デュオ、喜んでるでしょうね。」
「・・・・・ああ。」
 それは容易に想像出来て、固い。
 噂のネーミングとともに。
「発想は似てるのね。」
「そうだな。」
 まもなく映画会社につく。映画会社は3階の建物だ。
 戸は開け放たれていた。
 1階は倉庫だった。クリーチャーが置いてある。
「これ見ていてもいいかしら。」
「ああ。」
 ヒイロは2階に上がっていく。
 リリーナはざっと見回した。小さな恐竜やロボットなどがたくさんあった。リアルな犬や猫もある。
 小さな造形を得意としている会社のようだった。
 ・・・触りたい。
 上から声がした。
「誰かと思えばユイか。んな格好してやがるからどこぞの誰かと思ったぜ。」
「私用だ。」
「オートバランスの設計図もらいにきたんだろ。ちょっと待ってろ。」
「・・・・。」
 こんな小さな会社にそんな技術があるのだ。目の前のナイチンゲールなど本当にリアルで飛べそうで、もしかしたら本当に飛ぶのかもしれない。
 ヒイロも制作者側の発想の人間ね、と、リリーナは階段を上っていく。
 設計者か戻ってくる。
「ほら。持ってきたぜ・・。」
 自分たちに視線が注がれる。
 白いレースを編み込んだ亜麻色の肩紐ワンピースがやけに映える。
 盛大に設計者が鼻白んだ。
「・・・・んっとに、「仕様」だな。デート中かよ。」
「・・・。」
 黙して語らず。しれっとヒイロは紙の模造用紙受け取った。





[11/8/8]
■不親切きわまりない文章ですが、好きな物を好きなだけ〜。
こういうシチュ好きだなぁと。


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